まずは録音のための機材の準備等で、機種選定などを行い、主催者にソフトウェアーの使い方などを教えている。主催者は元々長年そういったインターネット放送に関わってきた人物で、基本的な流れは知っているので、あとはエンジニアリングができれば放送も可能だ。
しかし、以前からするとこういったことが簡単に出来る環境が整備されている時代である事に今更ながら驚く。大学生の頃はFMトランスミッターの出力を少しばかり調整して、高台だったアパートから定期的な放送をやっていたが、半年ほどでやめてしまった。
なぜなら、一方的な放送では、そのリアクションが分からず、やっていて楽しくなかったからだ。今ならインターネットと連動することでそういった双方向性のコミュニケーションも可能だ。
しかも、対象は全国、全世界に向けて放送出来るのであるから、やる気さえあれば面白い事ができる。
とは言え、こんな恵まれた環境にあるのにも関わらず、そう言った発信を自ら行う若い人はまだまだ少ない。ユーチューバーと呼ばれる動画配信に於いては、随分を増えてきたがそれでも取り組んでいる人の数は思ったより増えていない。
やはり、意識の問題だ。
世界をどう捉えどうアクセスするのか?
その部分に関して意識があるだけで、世界はグッと広がる