崇城大学で教鞭をとられている星加民雄先生に今月開催されるフィンランドでのアート展に関してお聞きしました。
プログラム名:「ショートトラックラジオ放送局」 オンエアー日:2018/09/10 出演:星加民雄、浅川浩二
詳細
今回は、フィンランド在住の双子の弟さんとの共同開催となるアート展です。日本や海外でのアート事情の違いや海外でアート展を開く苦労などをお聞きしました。
以下星加先生のフェースブックからの引用です。
9月12日から開催するフィンランドでの展覧会について評論家の記事が掲載されました。以下が日本語に訳した内容です。
星加民雄と星加達夫は双子であることから、本展のタイトルである「2つの国の双子展」は、とても自然な流れで決定しました。 彼らは日本で生まれ育ちました。 彼らは共に大学で美術を学んだ後、異なる国に住み創作活動をしています:日本のTamioとフィンランドのTatsuo。 両方とも芸術方面で活発に活動するとともに、いずれもアーティストとして、また教師として働いています。
彼らの展覧会では、それぞれのアーティストとしての全く異なる視点による表現世界がクロスするとともに、共通する表現の特徴を有していることを強調したいと考えています。 彼らは双子であり、非常に似ていることは言うまでもありませんが、彼らの作品は表現手法も表現素材もまた意図する表現効果も全く異なります。しかし、 いずれも日本美の追求に主眼を置き、動きの表現という共通のキーワードで制作していることが重要であると考えています。この展覧会の見どころは、全く異なる表現世界の中に双子という同じDNAで結びつく共通の表現世界でクロスしているユニークな展覧会であることを強調しておきたいと思います。
星加達夫は自然や植物、生き物の動きを巧みに捉え表現するだけでなく、何点もの著名人の肖像画も描いております。 一方、星加民雄は、日常の中にある錯視現象を科学的なアプローチで追求し、動きの表現世界を理論に基づく表現効果として芸術表現に活用しています。