教師という職業について

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考えてみれば随分と長い間、教職の仕事をしている。一番最初は、専門学校のマルティメディア系の授業だが、写真大学中退の身で、教える側になれるとは思ってもいなかった。

それなのに今は、大学でも教鞭を執る身となった。なんだか不思議な感じがする。

大学講師、と言っても非常勤ではあるが、教えていてありがたいと思うのは、学生の皆さんの人生の一部に関わることが出来るということだ。そうして、今日訪ねてきてくれた杉本君の様に、たまには何かを与えることが出来る事がある。

もちろんそれが良い影響であれば嬉しいが、必ずしもそうではないこともあるだろう。

彼にとって学生時代私はどう映っていたのか?それはよくわからないが、人生の岐路において「この人に相談してみよう」と、思って頂いた事は、教えるという身にとっては一番うれしい出来事なのかもしれない。

伝えたいことはたくさんある。

しかし、限られた授業の中では伝えきれないこともたくさんある。

それでも、これまでにいろんな学生のみなさんが卒業後も相談に来ていただき、何かを伝えることが出来た。

やはり、この事実は私にとっても大きな価値を持った出来事だ。

教育というのは、コンテンツとコンテンツの間にあるなにかのほうが重要だと思える瞬間がある。

それは能力主義とは明らかに違う地平に存在していて、より柔軟で強かな生きる知恵みたいなものだと思う。

杉本君、今日は相談に来てくれてありがとう。

そして、自ら動き始めた君の世界はさらに大きく変わり、広がっていくだろう。そのことがとても嬉しいのです。

あさドン「人生の転機となった転職について」EP-95

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